FFC フランス車連公認レース
プロへの登竜門、すべてのトッププロはこの道を通る、FFC公認レース
フランス独自の優れたカテゴリー制度
フランス車連(以下FFC)の公認レースはすべて共通のカテゴリー制度が適応されます。
フランスのカテゴリー制度の特色は、レベル別に細かくカテゴリーわけされ、自分にあったレベルから、成長に伴いカテゴリーのランクを上げてゆけるシステムです。
イタリア、ベルギー、スペインなどもロードレースが盛んですが、競技におけるエリート志向が非常に強いため、カテゴリー分けが少なく、非常に高いレベルでのレースのエントリーを余儀なくされます。

そのレベルは日本のトップレーサーでさえ上位入賞に苦戦するレベルですから、これから上を目指していこうという若い選手や未成熟な選手にとってはあまりに桁違いの内容となり、ほとんどのレース展開に絡むことなく、ただひたすら完走を目指すレースになってしまいます。

その点フランスは、学生や仕事をしながらホビーとしてレースに真剣に取り組む選手などが、いつでもレースに参戦できるよう、レベルに応じて幅広いカテゴリーがあるため、日本のBR3上位入賞レベルからBR1トップ選手まで、常にレース展開に絡めるカテゴリーでの参戦が可能です。
カテゴリー
1) Elite1 エリート1(プロ 19歳〜)プロレース
2) Elite2 エリート2(エリートアマチュア 18歳〜) 距離80〜250km プロ予備軍
3) National  ナショナル(アマチュアハイクラス、18歳〜) 距離80〜190km 日本BR1トップレベル
4) Regional レジョナル(ミドルクラス、18歳〜) 距離80〜130km 日本BR1,2のトップレベル
5) Departemental デパルトモンタル(初級クラス、18歳〜) 距離60〜100km 日本BR3相当


*エスペランススタージュでは主に3),4)のナショナル・レジョナルカテゴリーのレース参戦をサポートしています。

ナショナルカテゴリーで活躍し、プロで走っている選手
04年にエスペランススタージュ・フランス遠征に参加した宮沢崇史選手(現Team Vang)は04年に6ヶ月間、フランスのナショナルカテゴリーのレースを転戦し、1レースで優勝その他多くの上位入賞をはたし、05年度からアンカーと契約し日本のトッププロ選手として活躍しています。
現シマノの辻貴光選手も04年同様にナショナル・レジョナルカテゴリーのレースを転戦し、翌年からシマノに所属し活躍しています。

元全日本チャンピオン、アテネオリンピック完走の田代恭崇選手(アンカー)も、当時監督の浅田顕監督の紹介の元フランスのナショナルカテゴリーで2年間レース経験をつみ3勝を上げ、その後プロレースでも多くの実績を残してきています。
そのほか福島晋一、康司選手、別府史之選手、新城幸也選手など今日本のトップで世界を舞台に活躍している選手の多くがフランスのアマチュアFFC公認レースで経験を積んだ選手たちです。
こうしたことからもFFC公認レースがプロへの登竜門として、非常に多くのことを学ぶことのできる舞台であることは間違いないでしょう。


FFCのレース
フランスのレースはすべて一般公道で行われます。
スタートゴールを町の中心地や繁華街に設けた、1周4〜15kmの周回レースから、町から町へ移動する行きっぱなしのレース「ラインレース」では、プロのレース同様にチームカーが隊列をなしてレースサポートを行い、補給やパンクのサポートなどを行います。

5月ごろからは日照時間の長さを利用して、水曜日や金曜日にナイタークリテリウムが町の中心で行われ、レースによっては多くの賞金がかけられ盛り上がります。

チームカーからの補給やパンク後のカーペーサーでの集団復帰などはヨーロッパで活動していく上で必要不可欠な技術の一つです。これらは非常に経験やコツを必要としますが、日本ではこうした経験はほとんどできません。

コースも常に一般公道ですから、非常に狭い道や石畳、路面状況の悪いところなどもあり、そうした常に変わり行く状況の中でレースを展開していく能力を身に着けることが重要です。これらは常に整備された日本のサーキットコースのレースなどでは絶対に学ぶことのできない分野のひとつです。

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